「支援級の子が転校するとき何を確認する?」では、転校先の支援級の状況について調べ始めたことを書きました。この記事では、もう一歩踏み込んで、「今の学校で受けている支援や、長男の特性を、新しい学校へどう伝えていくか」を考えてみます。
まだ実際に転校したわけではなく、今のうちに「伝えたいこと」を整理している段階です。
この記事は転校完了後の体験談ではありません。転校前の今、伝えたいことを書き出して整理している記録です。

支援級の転校で私が一番気になった「引き継ぎ」
今の学校の先生は、長男が飽きないように、ポケモンやマリオなど、長男が馴染みのあるキャラクターを使って問題を作ってくれています。これは本当に助かっている対応の一つです。
こうした、長男に合わせて工夫してくれている一つひとつの対応が、新しい学校でも同じように引き継がれるとは限りません。だからこそ、何を、どう伝えればいいのかを、転校前の今のうちに整理しておきたいと思いました。

先生が工夫してくれていることの多くは、書類だけでは伝わりきらないんじゃないかと感じています。
新しい学校へ伝えたいことを書き出してみた
学習面
長男は飽きやすく、分からないことに直面すると、少しパニックになる傾向があります。今の学校のように、興味のあるキャラクターや題材を使って取り組ませてもらえると、集中力が続きやすいです。
学校生活
普通級への通級(交流の時間)は、みんなに合わせなければならない場面が多く、長男にとって苦手な時間になっています。
苦手なこと
じっと座っていること、空気を読むこと、整理整頓が苦手です。
得意なこと
好きなことへの集中力はとても高く、工作、理科の実験、家庭科が得意です。得意な場面での長男は、普段よりずっと生き生きしています。
落ち着きやすい対応
長男が難しいことに直面してパニックになりそうな時は、「無理そうならあとでいい」「大丈夫、できてる」という声かけが効果的です。また、複数のことを同時には理解できないため、指示は一つずつ出すことも、落ち着いて取り組めるかどうかを左右する重要なポイントです。
「指示は一つずつ」というのは、今の学校で先生から教えてもらい、家庭でも実践している対応です。新しい学校の先生にも、まず最初に伝えたいことの一つです。
学校から学校へ引き継がれるものも確認する
長男については、すでに個別の指導計画が作成されています。この書類を通じて、学校から学校へ引き継がれる部分もあると考えていますが、書類に書ききれない、日々の関わりの中でしか分からない工夫もたくさんあると感じています。
そのため、書類による引き継ぎだけに頼らず、可能であれば直接、今の担任の先生から新しい学校の先生へ、様子を伝えてもらえる機会があるといいと考えています。ただし、これがどの程度可能かは学校や自治体によって異なるため、まずは今の学校に相談してみる必要があります。
親から伝えておきたいことも整理する
学校同士の引き継ぎに任せきりにせず、親としても伝えたいことを整理しておくことが大切だと感じています。
新しい学校へ、**特に「これは絶対に引き継いでほしい」**と思っているのは、苦手なことへの対処法です。じっと座っていることが苦手なこと、パニックになりやすい場面、そしてそんな時にどう声をかければ落ち着けるか。この対処法だけは、確実に伝えたいと思っています。
私が転校前に準備しておきたいこと
今回、新しい学校へ伝えたいことを実際に書き出してみて、頭の中だけで考えているより、ずっと整理がしやすくなりました。今後は、これを実際に文章や資料としてまとめ、新しい学校との面談や引き継ぎの機会に活用できるよう準備しておきたいと考えています。
正直、転校について今一番不安なのは、環境が変わること自体です。学習面や生活面の対処法を伝えられても、環境が変わることへの長男自身の負担は、書類だけではどうにもならない部分もあると感じています。
まとめ
- 支援級の転校では、今受けている工夫や配慮が、新しい学校でも同じように引き継がれるとは限らない
- 学習面(飽きやすい・パニックへの対応)、学校生活(交流の苦手さ)、苦手なこと・得意なことを書き出して整理した
- 「指示は一つずつ」「無理そうならあとでいい」という声かけは、特に伝えたい対応
- 個別の指導計画による引き継ぎに加えて、親からも直接伝えたいことを整理しておくことが大切
- 一番の不安は、書類では対応しきれない「環境変化そのもの」への負担



書き出してみることで、自分自身の頭の中も整理できました。同じように悩んでいる方にも、まず書き出してみることをおすすめしたいです。
転校先の支援級について確認しようと思ったことは、「支援級の子が転校するとき何を確認する?」でまとめています。




個別の指導計画の引き継ぎ方法は自治体・学校によって異なります。詳しくは在籍校・転校先の学校にご確認ください










