「支援級の子が転校するとき何を確認する?」では、学校面での心配について書きました。この記事では、学校だけでなく「引っ越し」そのものが、長男にとってどんな意味を持つのかを考えてみたいと思います。
これは一般的な「発達障害の子ども」についての記事ではなく、あくまでうちの長男の場合の実体験です。同じ特性であっても、子どもによって反応や対応は違うと思うので、一つの実例として読んでいただければと思います。
「発達障害の子は必ずこうなる」という一般化はしていません。うちの場合はこうだった、私はこう考えている、という実体験としてお読みください。
学校面での確認事項については、「支援級の子が転校するとき何を確認する?」もあわせてご覧ください。


発達障害のある子との引っ越しで私が心配していること
長男に引っ越しの話をしたとき、最初の反応は「えーうそでしょ?!」でした。嫌がる様子はありましたが、それでもなんとか受け止めてくれているようです。
長男は、予定の変更や環境の変化に対して、こうした「嫌がりながらも、なんとかやっていく」という反応をすることが多いです。全く受け付けないわけではないけれど、すんなり喜んで迎え入れるわけでもない。この「なんとかやっていく」過程を、どう支えられるかが、今の私の一番の関心事です。
「家が変わる」だけではない環境変化
引っ越しというと、住む場所が変わることばかりに目が向きがちですが、私が一番心配しているのは、環境の変化そのものです。
具体的には、新居が賃貸になる予定なので、「部屋を走り回ったり、汚したりしないか」という心配があります。今の家では気にせずできていたことが、新しい住まいでは制限されるかもしれない。この変化に、長男がどう適応していくのか、まだ分かりません。
学校が変わることについての心配は、以前の記事(支援級の転校)で書いた内容と同じです。
私が変えたくないと思っているもの
長男にとって、日常生活の中で「これがあると落ち着く」というものが、トランポリンです。
だからこそ、新しい住まいでも、トランポリンを自由に飛べる環境と、走り回っても怒られずに済む環境だけは、できる限り維持したいと考えています。
賃貸という制約の中で、この2つをどう両立させるかが、物件選びの大きな判断基準になっています。

「トランポリンが置けるか」「走り回っても大丈夫か」を、真っ先に確認するようになりました。
引っ越し前に準備しようと思っていること
今、具体的に進めているのは、物件を見て回ることと、家の中の不要なものを処分していくことです。荷物を減らしておくことは、引っ越し作業そのものの負担を減らすだけでなく、新しい生活をシンプルに始めるための準備にもなると考えています。
引っ越しについて、どう伝えたか
長男には、すでに引っ越しについて伝えてあります。
伝え方で意識したのは、急に知らせるのではなく、少しずつ伝えることでした。私自身が冷静に、感情的にならず、悲観的な態度も見せないようにしました。
過去に引っ越しを経験したことはあるのですが、そのときは新しい環境への期待やわくわくが大きかったようで、今回のように環境変化そのものを心配するような場面は、あまりありませんでした。だからこそ今回は、「これは悲しいことじゃない」と長男に思ってもらえるような伝え方を意識しました。
結果として、長男は否定的な反応ではなく、「なんとかやっていく」という受け止め方をしてくれています。伝え方一つで、子どもの受け止め方が変わるのかもしれないと感じた出来事でした。



私が不安な顔をしていたら、それがそのまま長男に伝わっていたと思います。だからこそ、自分自身の伝え方にも気をつけました。
学校との連携で確認したいこと
学校面での確認事項は、「支援級の子が転校するとき何を確認する?」でまとめた通りです。生活環境の変化と学校環境の変化、両方が同時に起きるからこそ、どちらか一方だけでも長男にとっての「変わらない安心」を作っておきたいと考えています。
子どもの様子を見ながら進めたい
正直、実際に引っ越してみないと分からないことがほとんどです。今準備できることをやりながら、長男の様子を見て、必要に応じて対応を変えていくつもりです。
まとめ
- 長男は環境変化に対して、嫌がりながらも「なんとかやっていく」タイプ
- 心配しているのは、賃貸での生活制限(走り回る、部屋を汚すなど)
- トランポリンを飛べる環境と、走り回っても怒られない環境だけは維持したいと考えている
- 引っ越しは、急に伝えず、少しずつ・冷静に・悲観的にならずに伝えたことで、長男は否定的な反応を見せなかった
- これはうちの場合の実体験であり、子どもによって反応や対応は異なります
同じ診断でも十人十色。同じように環境の変化に悩んでいる方のヒントに少しでもなれば嬉しいです!


本記事は個人の経験に基づくものです。お子さんの特性や状況によって、適切な対応は異なります










