財産を一つずつ確認していく中で、「株やNISAも確認した方がいいんだ」と知ったのは、恥ずかしながら通帳や保険を確認し終えた後のことでした。
投資のことは配偶者に任せきりで、そもそも何を持っているのかさえ、私は把握していませんでした。
この記事では、離婚前に株やNISAを確認しておきたい理由と、確認しておきたいポイントをまとめています。

投資のことは全く分からない世界だと思っていたので、確認しようと思うまでに少し時間がかかりました。


なぜ株・NISAを確認するの?
家計全体を把握するため
株やNISA口座も、通帳や保険と同じく、家計を構成する資産のひとつです。財産全体を把握するうえで、見落とせない項目です。
保有資産を整理するため
婚姻期間中に取得した株式や投資信託は、財産分与の対象になり得るとされています。まずは何を、どのくらい保有しているのかを整理しておくことが、その後の話し合いの土台になります。
今後の話し合いに備えるため
存在を知らないまま話し合いを進めてしまうと、後になって「実はこんな資産があった」と分かり、話がこじれてしまう可能性もあります。早い段階で確認しておくことで、落ち着いて準備を進められます。
この記事は、投資を始めることを勧めるものではありません。すでにある資産の状況を確認することを目的としています。


確認したいポイント
証券会社
どの証券会社に口座を持っているか。取引報告書や、証券会社からの郵便物・メールが手がかりになります。
口座の有無
NISA口座、特定口座など、どんな種類の口座を持っているかも確認しておきましょう。
保有商品
株式、投資信託など、具体的に何を保有しているか。証券会社のマイページや、定期的に届く取引報告書で確認できることがあります。
取引履歴が確認できる資料
過去の取引報告書や、年間の取引報告書(確定申告に使うもの)があれば、資産の推移を把握する手がかりになります。
すべてを完璧に把握しようとしなくて大丈夫です。分かる範囲で、確認できる資料から少しずつ整理していきましょう。


私が調べた理由
保険や通帳の確認が一段落した後、「そういえば、投資もしていたはず」とふと思い出しました。
正直、証券会社からの郵便物を見ても、何が書いてあるのか最初はよく分かりませんでした。専門用語も多く、戸惑いながら一つずつ資料を確認していきました。
思っていたよりも資産の種類が複雑で、「こんなものまで確認しなければいけないんだ」と、少し驚いたのを覚えています。それでも、知らないままにしておくよりは、分かる範囲だけでも把握しておこうと思い、確認を進めました。
確認するときの注意点
思い込みで判断しない
「多分こうだろう」という思い込みではなく、実際の資料を見て確認することが大切です。
分からないことはメモしておく
専門用語や、意味が分からない項目があれば、無理に理解しようとせず、「分からないこと」としてメモに残しておきましょう。後で専門家に相談する際の材料になります。
必要に応じて専門家へ相談する
株やNISAが財産分与でどう扱われるかは、個別の事情によって判断が分かれる部分です。不明な点があれば、弁護士など専門家に相談することをおすすめします。
個別事情で異なるため一般論だけで判断しない
保有時期(婚姻前か婚姻後か)や、資産の種類によって、財産分与の対象になるかどうかは変わってきます。一般的な情報だけで結論を出さず、自分のケースについては専門家に確認するのが確実です。
まとめ
- 株やNISAも、財産分与の対象になり得る家計資産のひとつ
- 証券会社、口座の種類、保有商品、取引履歴を確認しておくとよい
- 完璧に把握しようとせず、分かる範囲から整理していくことが大切
- 株やNISAは、「知らないまま」にするのではなく、「まずは今の状況を知ること」が私にとって大切な一歩でした



投資のことがよく分からなくても、まずは資料を手元に集めることから始めてみてください。


株式・投資信託・NISAが財産分与の対象になるかどうかは、取得時期や個別の事情により異なります。詳しくは弁護士にご確認ください










