「離婚前に保険を確認する理由」の記事で保険証券を確認した際、恥ずかしながら、それまで「受取人」の欄をきちんと見たことがありませんでした。
保険に入っていることは知っていても、保障内容や保険料に目が行きがちで、受取人が誰になっているかまでは、意識したことがなかったのです。
この記事では、保険の受取人について、契約者・被保険者との違いも含めて解説しています。

なんとなく妻である私だと思い込んでました…




保険の受取人とは?
保険の受取人とは、保険金が支払われる際に、実際にそのお金を受け取る人のことです。
保険証券には、この受取人のほかに「契約者」「被保険者」という項目も並んでいて、この3つの違いが分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
契約者との違い
契約者とは、保険会社と契約を結び、保険料を支払う人のことです。契約の内容を変更したり、解約したりする権限を持っているのは、この契約者です。
被保険者との違い
被保険者とは、保険の対象になっている人のことです。例えば生命保険であれば、被保険者が亡くなった時に、保険金が支払われる仕組みになっています。
つまり、「誰が保険料を払っているか(契約者)」「誰が保障の対象か(被保険者)」「誰がお金を受け取るか(受取人)」は、それぞれ別の役割ということになります。この3つが同一人物のこともあれば、それぞれ違う人になっていることもあります。
例:夫が契約者(保険料を支払う)、夫が被保険者(保障の対象)、妻が受取人(保険金を受け取る)というように、3つの役割が別々の人になっているケースはよくあります。
離婚前に受取人を確認する理由
現在の契約内容を把握するため
離婚を考え始めたら、まずは今の契約が実際にどうなっているのかを、正確に知ることが大切です。思い込みで把握しているつもりでも、実際の証券を見ると想像と違うことがあります。
家計全体を整理するため
保険は、通帳や不動産と同じく、家計を構成する要素のひとつです。受取人も含めて契約内容を把握しておくことは、財産全体を整理するうえで欠かせません。
今後の手続きに備えるため
離婚後、必要に応じて契約者や受取人の変更手続きを検討することもあります。まずは現状を正確に知っておくことで、後の判断がスムーズになります。
この記事は、受取人の変更を勧めるものではありません。まずは現在の契約内容を正しく知ることを目的としています。変更を検討する場合は、契約している保険会社にご確認ください。


保険証券で確認したいポイント
保険証券を見つけたら、以下の項目を確認しておきましょう。
- 契約者:保険料を支払っている人
- 被保険者:保障の対象になっている人
- 受取人:保険金を受け取る人
- 保障内容:どんな時に、いくら保障されるか
- 保険会社:どこの会社と契約しているか
- 証券番号:契約を特定するための番号
- 保険料:毎月・毎年いくら支払っているか
証券が見つからない場合、保険会社のマイページやコールセンターに問い合わせることで、契約内容を確認できることもあります。
私が保険証券を見返した日
財産を一つずつ整理していく中で、保険証券も一枚ずつ確認してみることにしました。
引き出しの中から証券を取り出し、契約者・被保険者・受取人の欄を、一つひとつ確認していきました。今まで気にしたことがなかった項目を、初めてじっくり見た瞬間でした。
見返してみると、把握していたつもりの内容と、実際の証券の記載が必ずしも一致していないこともあり、「知っているつもりだったんだな」と感じたのを覚えています。
まとめ
- 保険の受取人とは、保険金を実際に受け取る人のこと。契約者(保険料を払う人)、被保険者(保障の対象になる人)とは異なる役割
- 離婚前に受取人を確認するのは、契約内容を正確に把握し、家計全体を整理し、今後の手続きに備えるため
- 契約者・被保険者・受取人・保障内容・保険会社・証券番号・保険料を確認しておくとよい
- 保険証券は、「変更するため」ではなく、「今の契約内容を知るため」に確認しました



まずは保険証券を手元に用意して、確認してみることから始めてみてください。
私の場合受取人が義母になっていたりしたので確認してよかったです。皆さんも是非ご確認を!!










